カルティエのスリーリングは同じ「金」でも色が違うのは、なぜ?

一口に「貴金属」と言いましても、工業用から宝飾品用といろいろあります。

金の宝飾品には18金でも微妙な色の違いがあります。

例えば、カルティエスリーリングは同じ18金でも3色カラーです。

どうして、金がそのような色の変化になるのか不思議ではありませんか?

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貴金属の種類には?

貴金属の意味と「お宝」買い取り地金種類とは?

貴金属(ききんぞく、precious metal)とは、産出量が少なく、貴重な金属を指します。

空気中で酸化されにくくて酸類などにも冒されにくい性質がありますので、鉄や銅のように錆びたり変色がありません。

 

貴金属の化学的分類としては下記の「8つ」の元素を指しています。

金 (Au)、銀 (Ag)、白金 (Pt)、パラジウム (Pd)、ロジウム (Rh)、イリジウム (Ir)、ルテニウム (Ru)、オスミウム (Os) があります。

このサイトは宝石・貴金属の情報ですから主に宝飾品としての使用貴金属のご案内を致します。

貴金属は宝飾品には、なくてはならないです。

宝石が永遠の美しさを保つのに、宝石をセッティングする金属が錆びたり変色したら後世に残すことが出来ません。

貴金属はそれ自身で宝飾品となるだけではなく、宝石を美しく装うために重要な役割を果たしています。

 

ただ、金属としては安定していますが、宝飾用には合金として使用することが多く、扱い方により変色、曲がり、さらには金属アレルギーを起こして心配になります。

 

金、プラチナ、銀の三つの貴金属は世界各地の商品取引所に上場されていて、株式と同じように毎日、相場が立っています。

日本では東京工業品取引所で行われていて、金、プラチナは1g単位、銀は1㎏の値段表示ですが、大手の貴金属店では、金、プラチナ、銀の1g単位の店頭買い取り価格を表示しています。

ジュエリー用の貴金属とは?

ジュエリー用貴金属の種類には、どんなものがあるのでしょうか?

ジュエリーを買い取りに出す前に、宝石・貴金属製品の指輪の台や加工枠の金位を知る事は大事な事です。

宝飾品に多く使用されている貴金属は、金、プラチナ、銀です。

貴金属8種類の中で、金 (Au)、銀 (Ag)、白金 (Pt)、パラジウム (Pd) の4種とその合金を、ISO9202、JIS-H6309、及びCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)は、ジュエリー用の貴金属合金として定め、品位区分を設けています。

白金 (Pt)(プラチナ)には、イリジウム (Ir)や、ルテニウム (Ru) が、宝飾品の割り金として使用されています。

 

また、ロジウム (Rh) は、ジュエリーやアクセサリーの表面メッキ用として、宝飾品に広く利用されていて、貴金属工場でジュエリーの製造過程では、加工上の性質、用途と色調から、産出量は多いですが銅を貴金属の一種と考えることも時にあります。

金(Gold:Au)の意味

金は国内外で、古来より人々を魅了しています。

世界各国で、通貨制度の信用を守る国の資産として重要な地位を含めています。金はインフレに強く、換金性のある資産です。

 

また、ハイテク製品には欠くことのできない工業用金属で、さらに世界総需要の約6割が宝飾用として使われています。

宝飾用に金が使用される理由は、ゴージャスで華麗な輝きを持つ耐久性のある金属だからです。

 

ただ、欠点は宝飾用には純金では柔らか過ぎて製品には不向きな点もあります。

そこで、白金(Pt)、パラジューム(Pd)、銀(Ag)、銅(Cu)を加えて合金(割り金)にします。金の純度は、24分率で表示し、18金(K18)は金の含有率が75%を意味します。

 

金の色の変化:

金18対銅6の合金は赤割り(赤が強い金)

金18対銀6の合金は青割り(少し青味のある金)

金18対パラジュウム6でホワイトゴールド(WG)

金18対銅3と銀3の合金は通常の黄金色

このように、同じ18金でも割り金により、金の色を変える事が可能です。良い例がカルティエのスリーリングは微妙な金の配分で素敵なオシャレなリングに加工されています。

 

 

18金メッキ品:

他の金属の表面に18金をメッキした場合はK18GP(Gold Platingの略)やK18GF(Gold Filledの略)と刻印されることがあります。

プラチナ(Platinum:Pt)の意味

WGをホワイト・ゴールドで白い金と略してプラチナとよく勘違いされる人がいます。PtとWGは全くの別物です

白金(Platinum)は、その重厚な気品で日本人好みの貴金属といえます。

 

世界のプラチナ需要の35%を日本が使用して、しかもその60%が宝飾用となっています。婚約指輪の約82%がプラチナ台というのも、その一つの表れだと思います。

プラチナの産出量は金の年間約千百トンに対して、八十トンにしかすぎません。

 

また、プラチナの合金は4品位制を採っていて、85%以下の合金にはプラチナの名前は使用できません。日本では宝飾品はPt900が主流で、金と同様に日本の造幣局で検定証明されています。

銀(Silver:Ag)の意味


銀(Silver)は、一時期は、「いぶし銀」の渋い輝きで高い人気を誇っていましたが、最近は若干低迷気味ですが、伝統工芸品、置物や記念品にも未だに使用されています。

ヨーロッパや諸外国でも生活に根差した愛着もあり、食器類、アクセサリーとして重要な貴金属です。

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